夢が届いた
先日宝くじが届いた。
現在100万預けているので年に２回、５枚もらえる。満期になったらあと200万追加して年３回、10枚もらおうと思っていたが、近ごろニュースで銀行の名前が出るので躊躇している。
定期の利率も大したことない昨今なのできまぐれに始めたこの定期だが、思った以上にメンタル面でメリットがあった。
宝くじが届いてから当選発表までの間、高額当選した妄想がとにかく膨らむのだ。
１等前後賞が当たってしまうとさすがにド庶民の私がきれいに使い方を決めるのは困難を極める。家は１人１部屋あればいいし広すぎるリビングは不要なので１億も使うまい。超高い旅行とか、超高い老人ホームとか、希望はあるがいかんせん予算が見当もつかない。
１億ならまだ現実的だ。4000万でマンションを買い、1000万で株を買う。2000万は子供に使う予定に分けておき、最後の3000万は老後資金だ。そして月々の収入は家電や車などの中期的な貯金だけしてあとは消費する。
当たるとは思っていないので当選金が300円でも微塵もがっかりしない。とはいえ可能性が完全にゼロではないので妄想の余地はある。
年に２回、１シーズンに何度も何度も、何度妄想しても飽きない。妄想しているとフワフワととても楽しい気持ちになる。こじつけの域に達しそうなレベルのネガティブ思考、メンタルふわとろプリンな私にとって「楽しい気持ちになる」という時間がどれだけ希少で大切であるか。
これまで当選0円だったことがないのだが、たとえ0だったとしてもこの夢を見る時間が貰えるだけでそれなりの価値はあるの思えるのだ。
